クレショフ効果とはひとつの映像が、その前後に位置するほかの映像の影響を受ける認知バイアスの一種です。まずは以下の画像を見てみてください。
男性は同じ表情をしていますが、組み合わさる画像によって違う感情を持っているように感じますよね。これを「クレショフ効果」と言います。
例えばジュースのCMで「照りつける太陽」→「ビーチと水着の女性」→「フレッシュな果物」ときて商品が映し出されたらトロピカルな味の炭酸飲料をイメージするのではないでしょうか。
WEBサイトではトップページにFlashを用いて複数のイメージが切り替わるようなビジュアルが置かれることが多いと思いますが、この時に「クレショフ効果」を活用することでたとえ商品が無地のTシャツであっても伝えたいイメージを創り上げることができます。
逆に抽象的なモチーフや意味の強くないビジュアルは人によって様々な捉え方をされるので使用する際は注意が必要ですね。