情報を整理する際はツリー状に整理するのが一般的でしたが、Gmailやソーシャルブックマークなどタグによる管理をするツールも多くなりましたね。
ですが、ひとつの情報に対して複数のタグをつけられるという事で逆に収集がつかずタグ管理が苦手だという方も多いのではないでしょうか。そんな方に参考にしたいタグ管理法をご紹介します。
タグ管理につまづく原因はタグが増えすぎて目的の情報が探せなくなっていることがほとんどです。
タグ管理で失敗しない最大のポイントは「タグの役割を分ける」ことです。ツール上では並列な扱いのタグですが、以下のように役割をつけます。
- カテゴリタグ
- アクションタグ
- 属性タグ
カテゴリタグ
これはどんな情報にも必ずつけるタグにします。たとえば、
といった具合にグループ分けするタグを用意します。このタグはどんな情報にも必ずつけるようにするので「その他」も用意します。「その他」が増えすぎてしまったら新しいカテゴリタグの作成を検討しましょう。
アクションタグ
これはその情報に対して何かアクションをしたい場合につけます。
といった具合に作成します。時間を見つけて割り当てたをアクションを済ませたらタグを外しましょう。
属性タグ
これは思いつく限り用意します。多い方が検索時にヒットしやすくなるので思い付く限り作成し、該当するものがなければどんどん追加していきます。
ここで注意しないといけないのは表記ゆれです。気付いたら「ライフハック」「lifehack」「lifehacks」のように意味の同じタグができないように日本語にするか英語にするか、単数か複数かなど最低限のルールだけ決めておくといいでしょう。
ここまで準備ができたら、
あてはまるカテゴリタグをつける。
アクションが必要であればアクションタグをつける。
あてはまるだけの属性タグをつける。
の3ステップで情報にタグ付けをします。
このように整理しておくと情報は必ずどれかのカテゴリタグがついているので行方不明になることが防げ、複数タグの絞り込みができるツールであればカテゴリタグ&属性タグで目的の情報に辿り着きやすくなります。
参考までに以下がソーシャルブックマークで使っているタグの一部です。
アクションタグ:!あとで読む !保存する !共有する
属性タグ:jQuery html・css design evernote eコマース facebook まとめ…
ちなみにだいたいのツールはタグ名でソートされるので種類ごとに頭に共通の記号をつけることで並び順を操作しておくと便利です。