色はデザインをする上で重要な役割を担いますが、それぞれの色には多くの人が共通で抱くイメージや心理的効果を持っています。
今回のテーマは「紫」です。
色の特徴とイメージ
紫は古くからいろいろな国で美しく高貴な色として愛され、権威や品格の象徴とされてきました。古代ローマでは代々皇帝の色とされ、日本でも聖徳太子が定めた「冠位十二階」の最高位は紫ですし、現代でも「紫綬褒章」などがありますね。このように紫は気品や風格をイメージさせます。
逆に「紫が好きだと欲求不満。」なんてよく言われるかもしれませんが使い方によっては官能的または神秘的なイメージにもなりますね。
紫は赤と青の両方の特性を持っている色でもあるのでどちらによせるかによっても印象が変わってきます。
紫をキーカラーにしてるWEBデザイン
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Themify
Tobias Persson
CremaLab
TapMates
Shout Digital
京都サンガF.C.オフィシャルサイト
筑波大学
京都大学
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紫はうまく使えば高級感や神秘的な世界観などを表現できますが、使い方を間違うと派手で下品なデザインにもなりかねない両刃の剣です。その分使いこなせればデザインの幅を広げる大きな武器となるんじゃないでししょうか。