WEBディレクターズマニュアル

WEBディレクターがやってはいけない7つの事。

インターネットが生活や仕事に密着し、以前にもまして多岐にわたる業務を求められるようになったWEBディレクタですが、そんなWEBディレクタが陥りやすい7つのポイントをまとめてみました。

スケジュールをアップデートしない。

明らかに遅れていると担当者レベルでは共有していても、クライアントが見るのは最新版のスケジュール表です。進行が遅れてしまったらまずはスケジュール表を更新して共有しましょう。

これを怠っていると、公開日が近づいたある日「少し遅れてるけど公開は予定通りだよね。」と言われるなんてことにもなるでしょう。

作業範囲を明示しない。

プロジェクトの進行中に自分たちが想定している範囲外の作業を頼まれることがあると思います。クライアントはWEBのプロとは限らないのでそれは当然です。

そんな時にはきちんと作業範囲を明示することが大事です。もし範囲外だけどやった方がいいと思ったら恩着せがましいとは思っても作業範囲を超えているが対応するということを伝えましょう。これをしないと作業が上手くいかなかったときに

発注側は「お金を払って頼んだのに納品物に満足いかない。」

受注側は「良かれと思ってやってあげたのに逆に怒られた。」

となり、どちらもネガティブな思いをすることになってしまいます。

 できない理由を先に言う。

例えば、ある居酒屋でメニューにないお気に入りの焼酎がないかと聞いたとしましょう。

A:「メニューにのってなければないです。」
B:「メニューにはないんですがちょっと確認してみます。」・・・「すみません、やはり置いてないみたいです。」

結果は同じでもどちらの対応の方が満足度が高いかは一目瞭然ですよね。

経験があるほど、お客さんの要求に対してできるできないの判断が素早くできると思いますが、明らかに対応できない場合でも即答でNOと言わずに解決策、代替案など何とかリクエストに答えられる方法を考えるようにしましょう。

できない理由ではなく、できる方法・代わりの方法を考えるようにすると自分の力もつきますし、クライアントの信頼も得ることができるでしょう。

 クライアントと真正面から対峙する。

契約上は発注者と受注者の関係ではありますが、それと同時に同じゴールを目指すプロジェクトメンバーでもあります。向かい合って仕事するのではなく、一緒にユーザーの方を向いて仕事ができるような関係が構築できれば理想的です。

特にトラブルが起こった場合にお互いしか見ていないと責任の押し付け合いになるケースがほとんどです。一緒にユーザーの方を向いていれば自然と一緒にトラブルを解決しようという流れになりますね。

 デザインをデータだけ送る。

ただ「確認してください。」と送られてきたデザインでは好き嫌いでしか判断ができません。54%の発注者がデザインを「好みで決定」しているとういう統計もあるようです。

なぜそのようなレイアウト、色合いにしたのか等をきちんと伝えてあげましょう。きちんと意味を伝えてあげることで好き嫌いではなくゴールを見据えて要件を満たしているかというチェックをしてもらえるようになるでしょう。

修正などの指示の目的をきかない。

「ここを赤にしてください。」

「わかりました、赤ですね。」

これでは、どんどんデザインがまとまりのないものになっていってしまうかもしれません。修正の依頼があったらまずはなぜそのようにしたいかを聞きましょう。例えば、ある要素を目立たせたいということが目的であればそれをデザイナーに伝えた方がよりよい物ができる可能性は高くなります。

対応する環境を決めない

表示が崩れると言われて調べてみたらIE6のみの事象だったなんて経験はないでしょうか。

一般的には少ないブラウザでもIE6の普及率90%の企業で使うイントラサイトならメインターゲットになりえます。もし、女性が多く見るサイトであればIEの割合が増えますし、デザイン関係であればMacユーザーの割合が増えるでしょう。

自分の基準や一般的な数値にとらわれず、きちんとサイトのターゲットを見て対応環境を設計しましょう。

自分の今までの経験から振り返りの意味も込めてまとめてみました。

これらの点を意識するだけでもプロジェクトはきっとよりよい方向に進むのではないかと思います。また、発注側の方であれば担当ディレクタにこのような傾向があった場合は注意して進めた方がいいかもしれません。

ちなみに現場にいるとたまに「発注者がWEBのことを全然わかっていない。」なんて言葉を聞くことがあります。

私は料理のことはよくわかってませんが、おいしいものを食べにレストランに行ったりします。もちろんプロの料理人は料理のことを知らない私に最高の料理を提供しようとしてくれます。

インターネットがここまで生活や仕事に密着し、多くの人が関わるものとなってきたのでWEB業界でのプロとしての在り方を見直していきたいですね。

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